お知らせ


「いい大学を出れば幸せ」って本当?

昨夜降り出した時はどうなることかと思いましたが、

 

今回の雪は大したことなく良かったですね。

 

 

 

昨日の朝日新聞にこんな見出しがありました。

 

 

「いい大学出れば幸せ」小学生78%

 

 

ベネッセの調査によると、「いい大学を卒業すると幸せになれる」と考える小学生が、9年前より17ポイント増え、78%に達したそうです。

 

中学生も61%、高校生も51%と、いずれも9年前に比べて13~17ポイント増えているとのことです。

 

ゆとり教育から確かな学力路線に変わったことで、学校や保護者を通じて、子どもが勉強や学歴の価値を受け止めているのでは?ということでした。

 

 

 

 

「えっ、そうなの?」という想いと、「そうなんだ・・・」という想いが同時にわき上がってきました。

 

 

 

 

学歴論争は以前からずっと存在します。

 

 

 

必要ない派の方は、ご自身がすでに成功をおさめているケースも多く、だからこそ言えることともとれるし、必要派は、学歴不問といいながらも現実に存在する壁を実感しているからこそといった気もします。

 

 

 

 

大学入試改革や低学年からの英語必修化など、最近の一連の教育政策は国のグローバル戦略の一環です。

 

海外大学に進学するために必要なIBの認定校も増やしています。

 

 

そう考えると、学力重視とはいっても、ちょっと前までの学歴至上主義とは少し違うような気がしませんか?

 

 

 

 

ちょうど今日の育児講座で「価値観」のお話をしました。

 

 

 

「価値観」は幼児期の主な養育者、多くの場合、母親の価値観に大きく影響されると。

 

子どもは母親の、母親はそのまた母親の価値観通りに育てられると。

 

 

 

「いい大学を出れば幸せ」

 

 

その価値観が、かつての学歴至上主義の価値観からくるものだったら?

 

 

10年後、20年後の社会が求める価値観ではなかったら?

 

 

頑張ってもいい大学に入れなかったら?

 

 

大人になった時、子どもたちはその価値観をどう感じるのでしょう?

 

 

 

 

理想論かもしれませんが、子どもたちには自分の夢をもってほしい。

 

その夢を実現するために、学歴が必要なら、その道で頑張ればいいし、

 

学歴が取り立てて必要ないのであれば、別の方法で頑張ればいい。

 

そう思うのです。

 

 

 

その子が自分で幸せだと思える人生を歩む。

 

 

それを応援できる親になれたらいいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





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