お知らせ


「自己表現力コンクール」受賞おめでとう!!

第20回 自己表現力コンクールにおいて、4名の生徒さんの作品が選ばれました。
おめでとう!!

NPO法人現代用語検定協会が主催するこのコンクールは、子どもたちが自分で感じたことや考えたことを自由に発表することができる場として、俳句・短歌・ことわざ・詩・作文・絵画・作曲等、様々な分野に毎年多くの応募作品を集める大変実績のあるコンクールです。

昨年度も3名の生徒さんの作品が選ばれましたが、今年はそれを上回る数の作品が選ばれ、「博士のたまご」で育った子どもたちの”感性の素晴らしさ”と”創造力の高さ”に我ながら感動しています。

自己表現とは自分自身の思いや考えをしっかりと周囲に伝えることであり、ひいては自分らしい生き方を実現していくことでもあります。

コロナ禍によって社会は変わりました。日常の生活も働き方も価値観もすべてが大きく変わりました。今後コロナが収まったとしても、私たちはコロナ前の日常にはもう戻れないと言われています。そんな未知の世界を生きていく子どもたちのために私たち大人ができること。それは、より良い教育しかありません。

現代の教育のキーワードは、”思考力” ”判断力” ”表現力” です。今年から新しく行われる大学入学テストでも、従来の知識の習得だけでなくこれらの力が問われることになります。

何かを ”判断” し、”表現”(発信)するためには、論理的な ”思考力” が必要です。元開成中学・高校校長であり、現北鎌倉女子学園学園長の柳沢幸雄先生は、「論理的な思考力を伸ばす最も良い方法は子供に話させること。相手に理解してもらうようにどう伝えるかが論理的思考力の基本である。」とおっしゃっています。

言葉でも、文章でも、行動でも、モノの創造でも伝え方にはたくさんありますが、 ”相手に理解してもらうようにどう伝えるか?”これが自己表現であり、論理的思考力の基本なのです。

3歳くらいまでのお子さんの場合は、自分の中にある思い(思考)をお絵かきや粘土、積み木やブロック、折り紙などで表現することが多いですが、それ以降のお子さんには、この自己表現力コンクールのように表現の幅を広げる術や場を教えてあげることも大事です。

そうやって自分自身の思いや考えを周囲に伝える力を育みながら、最終的には自分らしい生き方ができる様々な力を身につけてもらいたい。そう願っています。





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